東急のVVVFインバータ制御装置

現在の大手鉄道会社の新造車はVVVFインバータ制御としている。
東急でも9000系をはじめとしてVVVFインバータ制御を採用しているが、
各形式の登場時期や使用方法によってそれぞれ違った機器を搭載している。
そこで、それぞれの外観を掲載した。
形態分離と模型製作の参考になればと思う。

▲東急1000系用 ATR-H8130-RG621A(TKM-88)
東洋電機製

▲東急1000系用 ATR-H4130-RG636A(TKM-88)
東洋電機製

東急1000系には東横線用と池上線用が存在するが、東横線用は1C8M・池上線用は1C4Mとなっているため二種類の機器が存在する。

▲東急2000系用(U相) VF-HR132(TKM-92)
日立製

東急8500系の最終増備車と同様のインバータ装置。

▲東急3000系用 SVF038-A0(TKM-99)
東芝製

▲東急3000系用 VF1-HR4820E(TKM-98)
日立製

営団南北線・都営三田線乗入れ用の目黒線の新形式3000系。同社7715FからのIGBT素子の使用データを用いて採用された。
奇数編成と偶数編成ではメーカーが異なり、前者が日立、後者が東芝となる。

▲東急5000系用(5501) VFI-HR2820B (TKM-98)
日立製

田園都市線8500系の実質置換え用に増備された5000系は8500系の8M2Tから5M5Tへ比率を大幅に下げ、IGBT素子を
利用した日立製のインバータ装置。2820Bは1C8Mで電動機は3000系用を装備。

▲東急5000系(5201) VF-HR1420H(TKM-98)
日立製

デハ5200には1C4Mを装備している。カゴのなかにU・V・Wの3相が分かれているのが見える。

▲東急5080系 SVF065-A0(TKM-98)
東芝製

目黒線用に増備された5080系の制御装置は東芝に変更された。これは同線で活躍する3000系のしきたりを受け継いだもので、今回は東芝分の予定だったため。

▲東急5080系用 SVF065-B0(TKM-99)
東芝製

デハ5280には1C4Mのタイプが搭載された。

東急7600系 ATR-H4110-RG614(TKM-85)
東急7700系 ATR-H4170-RG617A(TKM-86)
東洋電機製

東急の7000系改造車の7700系と7200系改造車の7600系用に使用されているもの、
7700系の場合編成によっては共振点も・・・。

▲東急8500系用(8799) VF-HR121Z(TKM-89)
日立製

東急8500系用(0818) VH-HR132(TKM-86)
日立製

東急の8500系は界磁チョッパ制御だが、試作と最終増備のMM’ユニットはVVVFインバータ制御を採用している。
番号は8799+0802と0718+0818の2ユニットで前者は8537Fに試験的に改造して導入。10輌化と同時に後者と
一緒に8542Fに編入した。装置は日立製でその後登場した2000系にも同様の装置が取り付けられている。
また、2ユニットはチューニングが違うため変調音が異なっている。

東急9000系用 VF-HR107(TKM-86)
日立製

東急の9000系はVVVFインバータ制御を他社に先駆けて導入した車輌。

東急300系用 MAP-064-60V82(TKM-300)
三菱製

IGBT素子を利用した省スペースタイプのインバータ装置。

▲横浜高速鉄道Y000系用
東芝製

東急に委託していた車輌を同社が同線通勤化と同時に東急3000系をベースとした20m級3扉2輌編成で
3編成製造したもの。なお、冷却媒体がフロンから純水へ変更となっている。

▲横浜高速鉄道Y500系用
日立製

平成14年に導入された東急5000系をベースに8両編成4M4Tで増備されたみなとみらい線用の車両に搭載。
編成中2ユニット存在するため装置自体は2台あり、1C4Mで8個の誘導電動機を駆動させる。